オリエンタルエアブリッジ(旧長崎航空)
長崎の空の便について説明します。
略称は、長崎航空時代から続くNGKであったが、現在ではORC。
1961年に長崎県などが出資する第三セクターの航空会社長崎航空として設立。
1990年代末から、従来は県OBが就任していた社長職に民間の航空関係者を招き入れる、県の出資割合を減らすなどの経営改善策を進め、2001年3月1日に現社名に変更。
同時期にそれまでの機材より大型で就航率が高い新機材DHC-8-200を導入。
その後は長崎 - 五島福江・対馬・宮崎・鹿児島線などを開設する一方で、福岡路線や小型機材を使用していた上五島・小値賀線は廃止または休止。
設立以来、航空機使用事業・航空機運航受託事業を行っており、測量・航空写真撮影などのほか、長崎県の漁業取締航空機のチャーター運航や防災ヘリコプター受託運航など、第三セクター企業として行政需要に応えた業務展開を図る。
航空機使用事業については1999年に佐賀航空(現・エス・ジー・シー佐賀航空)に事業譲渡して大幅に縮小しているが、長崎県の防災ヘリコプター受託運航については現在も継続。
離島と本土、離島同士をつなぐ空の便、コストと安全性のバランスや利用頻度の促進など、課題は山積みです。
長崎空港のORCカウンター(ウィキペディアより)