へき地保育園の廃止について②

保育園利用者の声

新しい保育園を建てるとおっしゃる域外の民間業者さんは、何度も壱岐に来て、認定こども園を安全に建てると言っておられます。
運動会は、体育館。お散歩は裏に抜け道を作って、国道と反対側へ行けるようにする。と言っています。
しかしながら、この田舎の壱岐島において、運動会を体育館でやらないといけない危険な立地って何なのでしょうか。
このまま、この危険な崖地の認定こども園は建設強行されてしまうのでしょうか。
おカネかけて、少子化を加速させてどうするの。

認定こども園反対討論要旨(再再掲)

壱岐市議会議員武原由里子は、壱岐市議会において、本会議最終日に補正予算案の反対討論をいたしました。

反対討論

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 (令和4年6月補正予算案)について、「認定こども園」に関する内容が含まれる点を以って反対といたします。
 確かに老朽化が進み、在園率が低いまま稼働している既存の保育環境を新しくする取り組みについては重要な意義があります。しかしながら、「第2期壱岐市子ども・子育て支援事業計画」の計画的な推進や、その進捗状況について「子ども・子育て会議」への計画的な報告と意見聴取を怠り、本来は公募によって島内外からの優れたノウハウを持つ保育事業者の参入機会を保障する努力を市が怠った事実については、改めてここに厳しく指摘を行うものです。
 よって、仮に今回の(補正予算案)が可決されたとしても、その執行前に「第2期壱岐市子ども・子育て支援事業計画」のPDCAサイクルそのものの根本的な見直しや、今後の保育事業者の選定における透明性の確保など、政治倫理条例および自治基本条例に照らした諸計画・諸事業の推進について強く求めるものであります。
 加えまして、今回の一連の透明性の欠如への無関心については、令和4年3月に壱岐市公共施設等総合管理計画の改訂において、改訂さらには常時検証のための審議会の設置など、必要な市民参画機会の保障を怠った執行部の責任も併せて指摘いたしまして、反対討論といたします。

今後、図書館や市庁舎の建て替え議論などが出てくるものと思いますが、「建物をたてたい大人の都合」「そのために必要な公共施設の延べ床面積を確保したい大人の都合」に、子どもたちとその保護者が振り回されないで済む市政運営を期待しております。

以上